人から愛されたければ
人間とは、だれからも愛されたい「動物」なのです。
あなたも、きっと全ての人から愛されたい、との願望をもっている筈です。
しかし愛して欲しければ、愛さなくてはいけない、
という付帯条件があることを忘れてはいけません。
「愛すれば愛される」「与えれば与えられる」「許すなら赦される」
これは天の法則であり、地の法則でもあるのです。
ビジネスの真髄も「相手がして欲しいことをしてあげる」
いまハヤリの顧客第一主義というやつです。
「お客様は神様です」――相手は神様なのです。
あなたが神様になってはいけません。
その神様をまず愛してあげること。
それにはモノを惜しんではなりません。
惜しむのは物ばかりでなく心もそうです。
心を惜しむから不平・不満が出てきます。
不平の一言は千の細胞を腐らせ、不満の半言は億の細胞を死滅させます。
からだの不調を訴える人ほど愚痴の量が多いものです。
頭が痛いのは人のせい、お腹が痛いのも世の中のせい。
全てが不平・不満。彼らは自分の欲望がうけいれられないので、
人を憎み世を呪う者となっていくのです。
必要と欲望は別ものです。
必要がみたされると感謝をする事です。
感謝が失われるとき必要が悪性な欲望になっていきます。