一番おそろしい「真理」
一番怖ろしい「真理」……
それは、自分は「無知」であり「無能」であり「無力」であることを、
心から認めることです。
世の先達は、みなこの「真実」を会得した人々です。
無知であるから争わない・無能であるから戦わない・無力であるから無理強いをしない
自分の平安が相手の平安となる、ことをよく知った人々です。
これは「自我」という固い心を捨て去ることからはじまります。
捨てることは拾うことであり、与えることは与えられることであり、
赦すことは許されること、この奥義を会得した人々です。
たとえば「結婚」は相手のために自分を捨てる事であり、
「家庭」は子供のために、自分を与えることです。
自分を捨てないから離婚になり、自分を与えないから、家庭崩壊となります。
職場の人間関係も、あなたが許さないから、相手もゆるさないのです。
まず捨てること、状況は一変します。